資格取得後、横浜市内の総合病院に約15年間勤務。
病院以外の環境でも看護師としての経験を広げたいと考え、2019年に医心館横浜都筑の看護師として入職する。
現場の看護職として約1年間勤務した後、地域連携部への異動を希望し、現在は地域連携看護師として活躍。
病院に約16年勤めていた中で、週に1回だけ認知症の相談窓口を地域連携室で行っていました。そこでの業務で、地域連携室の人達がどういうことをしているかっていうのは、浅くですが知ることができ、とても楽しくやりがいのある仕事だなという印象を受けました。
自分がそれを専門的にしたいという意識はまだなかったのですが、ちょうど子供の受験でライフワークバランスをちょっと整えたいタイミングだったので、病院から医心館に転職しました。
入職してから先輩にアセスメントに連れて行ってもらったことがあり、その際に楽しい仕事かもしれないって思いました。
表面で見えている以上に考えることが多くて、「とても複雑で大変な仕事だな」と感じました。それが本音ですね(笑)。
調整業務だけでなく、営業活動もある点ですね。
正直、営業という業務があるとは思っていなかったので、その点は少し驚きました。
また、調整業務もご利用者様それぞれの事情を踏まえながら、さまざまな提案や準備を行う必要があります。
自分が想像していた以上に細やかな調整が必要で、その点は大変でした。
さらに、常に成果を出し続けることが求められることや、体調を崩すわけにはいかないという意識もあり、日頃から体調管理にはとても気を使っています。
先輩に教えてもらったり、自分で調べたりしながら覚えていきました。
担当しているクリニックの看護師さんに相談させてもらうこともありました。
地域連携に入ったばかりの方は、最初この部分が大変だと思うので、隙間時間に少しずつ自己学習をしていくことをおすすめしています。
また、さまざまなケースを経験することで、それが自分の中の引き出しとして積み重なっていくと思います。
指導する立場としても、すべてを手取り足取り教えることは難しいので、実際の現場を見ながら学んでいってほしいと思っています。
朝は5時頃に起きて、5時半に子どもたちを起こし、朝食をとります。
8時頃に家を出て、医心館横浜都筑には9時少し前に到着します。まずはメールをチェックするところから一日が始まります。
基本的に午前中は施設見学の対応を入れるようにしていて、午後は実調(アセスメント)や営業に向かうことが多いですね。
予定をこなして、18時30分頃には帰宅することが多いです。
地域連携の仕事は、自分で優先順位をつけてスケジューリングできるのが特徴です。
午前中に見学がない日は事務作業を進めたり、翌日に回せる業務は調整したりと、自分の組み立て次第で柔軟に働くことができます。
例えば子どものお迎えがある日なども、フレックスを使って調整できるので、家庭との両立がしやすい働き方だと思います。
携帯を持っているといっても、ずっと着信音をオンにしているわけではありません。
マナーモードにしておいて、時間を決めて定期的に着信を確認するようにしています。
例えば、午前中に一度、午後3時頃に一度といった感じでチェックして、着信履歴があれば折り返します。
必ず電話がかかってくるわけではなく、何もない日もありますので、常に緊張して頻繁に確認する必要はないと思います。
私はこの働き方がとても合っていると感じています。
「この曜日は子どもの送り迎えがあるので早く帰る」「この日は用事があるのでこの時間までに帰りたい」といったように、自分の予定と仕事のバランスを取りながら働くことができます。
見学対応についても、平日は難しいけれど土日なら対応できる方や、仕事終わりの時間なら来られる方もいらっしゃいます。
そのため、早く帰る日と夕方以降に対応する日をつくり、1週間の中でバランスを取るようにしています。
医心館は病院と似ている部分もありますが、ご入居された方の表情はまったく違うと感じます。
病院では見られなかったような表情を見られることがあるんです。
私たちが直接お部屋を訪問することは多くありませんが、お風呂へ向かうときや職員と一緒にエレベーターから降りてくる姿を見たときに、「入居をおすすめしてよかった」と感じることがあります。
また、ご家族様からご入居後やご逝去後にお礼のお手紙をいただくこともあります。
現場スタッフからケアについて相談を受けることもあり、ご入居後も関係性が続いていると感じられることが、やりがいにつながっています。
60歳のがん末期のご入居者様より、「家族写真を撮りたい」との希望がありました。
そこでプロのカメラマンに来ていただき、奥様、お嬢様、そして愛犬と一緒に写真を撮影しました。
本来、ペットを館内に入れることは難しいのですが、管理者とも相談し、「写真撮影の短時間のみ」という条件で本社の許可を得て実現しました。
完成した写真は本当に素晴らしく、ご入居者様が私たちにも見せたことのないような穏やかな表情で写っていたのがとても印象に残っています。
病院ではなかなか実現が難しいことですが、「その方にとって今一番大切なことは何か」「その方が残したい時間は何か」を考えて実現できるところが、医心館の良さだと感じました。
基本的に休日は子どもの予定が入っていることが多く、完全にオフの日はあまりありません。
本当に何も予定がない日は、泥のように寝るのが趣味です(笑)
何もせずゆっくり寝て、自分を思いきり甘やかす日にしています。
地域連携の仕事は、これまでの看護経験や疾患の知識があれば、決してできない仕事ではないと思います。
私たちは国家試験を突破してきた看護師ですから、それを思えば地域連携の業務も決して難しすぎるものではありません。
皆さんが思っている以上に、ご自身にはポテンシャルがあると思います。
少しでも興味があれば、あまり考えすぎずに挑戦してみてほしいですね。
これまで看護師として培ってきた経験は必ず活かせます。
思い切って飛び込んでも、大丈夫だと思います。