医薬品の営業や工場勤務などを経て、人の役に立つ仕事がしたいと考え理学療法士の資格を取得。
終末期のご入居者様を中心にケアを行いながら、医心館内でのリハビリの普及・定着に尽力し活躍。
漠然と「自分に自信が持てる資格を取りたい」と思っていた頃、知人の看護師に誘われてリハビリ病院を見学する機会がありました。
そこで小児患者様の歩行練習のサポートに加わり、先生のお手伝いをしながら約5〜10メートル一緒に歩いていると、傍で見ていたお母様が号泣されました。
「担当の先生以外の人と歩いているのを初めて見た」と言いながら、喜んでくださったのです。
それまでの仕事ではコストと数字が中心で、自分の仕事の結果がお客様の笑顔として目の前に現れることはありませんでした。
その場面が強く心に残り、迷わずこの世界を目指すことにしました。
医心館三重県名張の開設前にご縁があり、「開設後、理学療法士として力を発揮してほしい」とお声がけいただいたことがきっかけです。
その方の人生の最期に、長く寄り添えることだと思います。病院では担当患者様が1〜3ヶ月で退院してしまい、最期まで関わることが難しい場面も多くありました。
医心館では関われる期間が長く、本人だけでなく周囲の方々とも深く関わっていけるので、理学療法士としてのモチベーションが上がります。実際に5年間関わり続けている方もいらっしゃいます。
リハビリを通じて最期まで関わることで、ご家族様やご親戚の方、スタッフとのつながりも自然と深まっていくのも、この仕事の魅力だと感じています。
ご入居前の情報では「寝たきり」とされていても、ご入居後のリハビリで座位や歩行が可能になる方がいます。
理学療法士はADLのポテンシャルを引き出す視点で関わることができるのが強みです。
ご逝去後にご家族様からお手紙をいただいたことがあります。
「主人があんな風に最後まで座って笑っているのを見られただけで幸せでした」というお言葉で、今の自分の仕事の原点になっています。
また、ご入居者様のリハビリ(歩行訓練)をご覧になるために、毎週片道2時間半かけて面会にいらっしゃるご家族様もいます。
それほど楽しみにしていただけると、こちらも訪問がより嬉しくなります。
複数の拠点を担当することで、それぞれの拠点の特徴を理解する力や、全体を俯瞰して把握する力が身に付きます。
各拠点の良い取り組みを共有し合えることも魅力の一つです。
関わる人が多い分、コミュニケーション能力も磨かれます。
医心館の理学療法士は、「その方の人生最期のリハビリを担う」という、他では得られないやりがいがあります。
ご入居者様だけでなく、ご家族様をはじめ関わるすべての方に最後まで責任を持って向き合えることが、医心館の理学療法士の特徴だと思います。
一緒に医心館のリハビリを作っていきましょう。