医心館Media
医心館沼津でのミラクルストーリー
2023.03.31
採用ブログ
年末に入居された神経難病のAさん。
摂食‣消化機能的には問題ないのに、
食事がとれなくなり寝たきりで胃ろうを造られていました。
ベッド上で過ごすことが多く、元気がなく声もか細くなりご家族も心配なご様子。
とうとう、大事な胃ろうからの栄養剤も体に合わない!と拒否されるようになり、
重要性を説明しても気持ち悪くなるからと注入拒否。
職員も困ってしまいました。
そこで私たちが出した方策は…
「だったら、お口から食べられるように頑張るしかない!」
職員・ご家族様・ご本人様と話し合い、お昼の不味い栄養剤の代わりに、
美味しい好きな物を差し入れてもらうことに。
ご本人の希望の品をご家族様が持参、皆で励ましながら少しずつ、
不味い栄養剤よりは美味しそうと励ましながら、頑張ること1か月余り。
するとどうでしょう、少しずつ表情も豊かになり笑顔が見られ、
ご自分でトイレ・洗面にも歩いて行かれるように。
ある朝のミーティングで「最近の食事はどう?」と尋ねると
「昨日はカップラーメンを召し上がっておられましたよ」
「!!カップ…ラーメン?!」
それであればもう普通の食事で大丈夫、差し入れも大変だから…と
医心館で3食のお食事を提供し、しっかり経口摂取され
「もう使わないから胃ろうも抜いてきました」と受診した際には胃ろう終了宣言。
今では歩みもしっかりされ、おひとりで身の回りのこともできるようになられました。
今では歩みもしっかりされ、おひとりで身の回りのこともできるようになられました。
時々、お子様やお孫様に会いにご自宅に戻られ家族水入らずのお食事も楽しめるように。
沼津では桜が満開を迎え、今年は一家団欒でお花見を楽しまれているかもしれませんね。
#医心館沼津 では、皆が力を合わせた時にMIRACLEな出来事が起きるようです!