医心館Media
医心館ナースストーリー Vol.2
2024.02.02
医心館に入社した看護師さんを紹介する「医心館ナースストーリー」
第2回目は、医心館 大和のA・Sさん(29)です。
医心館 大和のオープニングメンバーとして入社されたA・Sさん
どんなお話が聞けるのでしょうか・・・
医心館に転職を決めた理由
病院での勤務が5年目を迎え、転職活動をする中で、医心館のHP内の「ひとりにはしない」というフレーズが心にささったのが応募したきっかけです。
病院での慢性期、終末期の患者に対して、できないこと、寄り添えないことが
多かったので、医心館であれば、その思いを解消できると考えたのが、医心館に決めた理由です。
入社してからのギャップ
医心館では、いろいろな経験を持った先輩がいて、自分の知らないことを教えてくれるのが、とても新鮮でした。
新規の施設に関わり、こんなにも、いろいろな経験を持った方が集まって、
オープンするんだ、とびっくりしましたことを覚えてます。
病院での経験を4年積んだので、「これで一人前」と思って医心館に応募したのですが、先輩たちの知識や手技を見ていると、「私は、まだまだだな・・・」と思うこともたくさんあります。
たとえば、病院ではスムーズにできた申し送りも、うまくいかないこともあって、そういう点は「思ってたのと違う!」と感じます。
これまでの経験で活かせたこと
病院で所属していた整形外科、形成外科、皮膚科では、褥瘡委員を務めていました。
整形外科は、術後寝たきりの方が多く、褥瘡が悪化する方も多かったことから 褥瘡委員が定期的に勉強会等を開いていました。
褥瘡についてかなり学んだので、医心館でも、褥瘡に対して、主治医に体位や
使用する物品やケアについて、提案し、受け入れてもらえています。
入居者とのエピソード
重度の筋ジストロフィーで、食べることも厳しくなり、胃ろうからの経管栄養で、言葉を発することもほとんどなくなった方がいました。
日勤のフリーでその方のケアに入り、お昼の経管栄養を外そうとしたときに 「お茶飲みたい!」ってはっきりおっしゃったんです。
急いで、一緒に入居されているご主人を呼んできましたが、いくらお願いしても、それ以上の言葉は聞けませんでし
た。何とか、入居者の希望を叶えたくて 先輩や主治医に相談し、お茶を含ませたスポンジで、口の中を湿らせたり、夕方分の経管栄養の白湯50ccをお茶にかえてみました。
そうしたことがご本人も分かって頂けたのか、普段変わらない表情が
少し笑顔になって、ご主人もとっても嬉しそうだったことが印象に残っています。
これからのキャリア(やってみたいこと)
先輩には、素晴らしい方たちがたくさんいて、アセスメント力がとにかくすごいです。その先輩たちの素晴らしいところを取り入れて、成長していきたいです。
医心館に転職を考えている方へのメッセージ
自分がやってみたいと思ったことがあったら、迷わず、飛び込んでみるのを
お勧めします。
看護師がキャリアを始める“病院”だけでは、本当に狭い世界で、外にはもっと
広くて、やりがいのある看護をできる世界があります。
病院で業務に追われているな、と感じたら、思い切ってほかの環境に飛び込んでみてもいいと思います。
私も、知識や経験もなかったけど、思い切って医心館に飛び込んでみて、
本当に良かったと思ってます。