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看護管理者のご紹介(医心館 つくばⅡ)

2024.03.08

医心館ブログ
看護管理者のご紹介(医心館 つくばⅡ)

今回は、医心館 つくばⅡの看護管理者、櫻井里美さんのご紹介です!

医心館、看護管理者を選んだ理由

病院で看護師として働く中で、患者様やご家族様のニーズを捉えて看護をするということにやりがいをもって働いていましたが、いつの間にか他のスタッフとの温度差を感じるようになっていました。

看護師をしていて、患者様とご家族様から「ありがとう」と言われた時に、その言葉を本当に心から嬉しいと感じて、やりがいを持って仕事をしている人がどのぐらいいるのだろう、という疑問を感じ、悩んでいました。

いざ転職となると、勇気がなく、なんとなく働き続けていた時に「医心館」の存在を知りました。「1人にしない」や「寄り添っていくこと」に本当にやりがいを感じられる職場ではないかと感じ、転職して、職業人として「ありがとう」が、心から嬉しいと思える感性を育てていきたいと思ったのが応募のキッカケです。
スタッフと一緒に感性を育てていきながら、自分もやりがいを持って看護師として仕事をしたい気持ちだったので、看護管理者に応募しました。

今まで急性期での看護をメインに学んできて、新たに未知の分野に飛び込んでいくというよりも、まずはやりがい持って仕事ができる場所にいけると思っていたので、医心館に転職することに対し、楽しみでワクワクした感情しかなかったです。

医心館で「新しいやりがいが見つけられる」「また0からスタート、ひとつひとつ経験を積んでいこう」と思っていました。

医心館の魅力

入職してからがん看護や神経難病といった医心館の対象疾患を学んだのですが、日々わからないことの連続でした。
訪問診療の先生と連携を諮る中で直接教えて頂いたり、ご入居者様と関わっていく中で、「こういう時のこういう言葉にすごく感動されるんだな。」とか 「こういう言葉に響くのだな。」という日々の看護を提供しながら新しいことを吸収していくことで頭がいっぱいでした。いまでも日々新たな発見があり、学ばせていただいています。

医心館は医療サービスを受けながらご自宅で過ごされている環境になります。
ご入居者様やご家族様のご意向に沿って、日々スタッフ一丸となって何が最善かを考えて、
学びながら看護・介護を提供している点が魅力で「必然的にやりがいしかない」環境だと思います。
「医心館 つくばⅡ」の開設時から今まで、スタッフが同じ方向を向いて、ご入居者様に寄り添い、向き合っているなと感じられる点もすごく魅力だなと思っています。

病院との違いは

一番の大きな違いは「医師が常駐してないこと」だと思います。
そのため「アセスメント能力」「報告の有無・タイミング」について悩むところがあるので、疾患の知識や在宅における技術は欠かせないと思います。その点に関しては管理者が中心となって、スタッフみんなで考えたり、学習する時間を共有したり、個々の学びを共有してもらう勉強会を開催していますので、経験がなくてもカバーできると思います。

医心館はご自宅で過ごしているかのようにサポートする空間なので「ご入居者様・ご家族様がどうしたいか」というのが重要な点になり、病院とは大きく異なります。
病院では抑制帯などで行動の自由が奪われることや、点滴やcvが入ってるからお風呂に入れないといった制限が当たり前です。

医心館では治療を優先するよりも、ご入居者様らしく過ごして頂くことが大事なので、点滴やcvが入っていても入浴が可能で、好きなものを食べたいというご希望があれば先生と相談して、どうやったら実現できるかを考えます。

 

心に残るエピソード

病院からの情報で、せん妄が強くて体幹・上肢抑制、手袋とすべてに抑制が必要な方の入居が決まった時に、私自身は、病院から環境も変わるし、入居してみないとわからないなというくらいの気持ちと、スタッフが対応できるかという不安が混じった気持ちで、入居日を待っていました。

入居後、抑制をせずにスタッフがご本人にひたすら付き添い、散歩に行ったりしていると、失禁だったものが、トイレに行けるようになり、入居された当初は、病院でずっと抑制されていたため筋力低下があり、歩けなかった方が、スタッフの付き添いで普通に歩けて「よく眠れたよ。」と笑顔でおっしゃってくれるまでになりました。その様子を見てご家族様も「見違えるようです。」と喜んでくださいました。

入居前の情報で、自分が心配していたのが無駄だったと思うくらいスタッフの「看護力」「介護力」「チーム力」というのが本当にすごいと感じたエピソードでした。がんの末期の方で、もう余命も短い方だったのですが、QOLが向上したというエピソードで、「医心館 つくばⅡで働く誇りだ」と感じています。

管理者として今後やってみたいこと

やりたいことはいっぱいあるのですが、看護師の人員体制が恵まれてきたので、PNSに取り組もうとしています。2人で一緒に考えて、2人で一緒に看護を提供したり、 介護士ともっと連携を強くすることに取り組もうと思っているので、リーダー層のスタッフと話を進めているところです。

OFFの過ごし方

高校生の息子がサッカーをしているので、遠方でも試合の応援に駆け付けるのが、わたしの
息抜きです。
スタッフにも言っていますが、プライベートの充実があってこそ、仕事にやりがいを持てると思っていますのでオンオフはしっかりつけるようにしています。
プライベートが充実していて、心身が健康な状態でないと仕事を頑張ろうと思えないので、
全力で休日を楽しんでいます。

応募を考えてらっしゃる方へのメッセージ

たとえ知識や技術が足りないとしても、努力次第で入職後にどうにでもなると思っています。
本当に人とのコミュニケーションが好きな方で、人を大切にする気持ちがある方や、現職での看護・介護に温度差やもどかしさを感じ、変えたいと思っている方と一緒に働きたいなと思っています。

チーム一丸となって、ご入居者様に寄り添うことが大事だなと思っているので、スタッフにはやりがいのある看護・介護を目指してもらうことができると思います。そのためには人の意見にも興味を持って、柔軟に受け入れるところも重要だと思います。

固定概念で「これはこうだっ」というのがあまりに強いと、なかなか新しい知識だったり、新しい職場に順応するのが難しいかなと感じます。

どんなことも興味を持って吸収できたり、周りの方を尊敬できる人が医心館に必要な存在かなと思います。

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