医心館Media

管理者経験がなくても安心！
新任管理者向け研修

2024.10.07

医心館ブログ

９月19日、20日の2日間、本社にて、新任管理者に向けた看護管理者研修を行いました。
対象は、新任の管理者ですが、「確認したい点がある」や「苦手な業務を克服したい」「管理者の業務をより詳しく知りたい」などの理由で、すでに管理者業務を行っている経験者3名の方も参加しました。

本記事では、新任管理者向けの研修内容と、参加者の声を紹介したいと思います。

看護管理者の業務について

医心館の看護管理者は、医療依存度が高い方々に安心・安全に、心地よく暮らしていただくため、チームや運営を管理し、ケアやサービスの質を維持・向上させます。
管理者がやるべきことは多いですが、まずは利用者様お一人おひとりの身体状況やケアの状況を把握することが基本です。その上で看護管理者が“キャプテン”として現場に入り職員と共に処置やケアを行ったり、指導・アドバイスしたりして、職員教育につなげます。

職員の健康状態を把握するのも大切な役割です。シフト調整等により、職員が良い状態で勤務に入れるよう配慮します。
“医心館チーム”が進むべき方向を自らが指し示し、ケアの質を保ち、関係者の皆様に喜んでいただける医心館を形づくることができたとき、大きなやりがいを感じます。職員の成長を実感するのも嬉しいものです。

今回の参加者

９月入職の方や、直近２か月以内に現場から管理者へ昇格した方が大多数を占め、とてもフレッシュな顔ぶれでの開催となりました。

カリキュラム一覧

管理職の経験がない方でも、医心館の管理職として、日々の運営に対応できるように、より実践的なカリキュラムになっています。

・会社概要
・医心館の構造
・管理者業務概要
・制度の理解
・施設の理解
・管理者の役割・訪問看護の運営に必要な知識
・終末期看護の質管理について
・管理者の感染管理における役割
・情報システム関連
・グループワーク、発表

アンビスの管理者研修の魅力

本社の支援体制を実感できる
研修の講師は、様々な部署で活躍する看護職や一般職で、医学的なサポートから、法制度の知識など、豊富な現場経験と教えることに対して熱量が高い講師陣です。
コンプライアンス部や事業企画部、感染対策室等の多部署の講師が講義を行います。より具体的な内容を専門家から講義を受けることで、経験値が浅く、不安な方でも配属後すぐに業務に対応できるプログラムになっています。

グループワークと決意表明で、自身の目指す方向を再確認できる
研修2日目の後半は、グループに分かれて、不適切事例への対応についてディスカッションをします。その中で、自身の考えと、グループのメンバーの考えを共有でき、同じ志を持つ“同志”として、これからも切磋琢磨していきながら学んでいくイメージがつきます。

受講者の声（決意表明）

参加者１（8月昇格）
スタッフの中で年齢が一番下なので、まず、スタッフとの信頼関係の構築から行っていきたい。長期的な目標は、今の拠点が地域の基点となれるように、本社の皆さんのお力を借りて頑張りたい。

参加者２（8月入職、10月開設）
看護師歴２７年を振り返り、これまでの看護の集大成と思い、医心館集に入職した。
病院での管理者経験は2年だが、利用者目線、管理者目線、スタッフ目線をもち、チームをリードしていくことを意識したい。職種・年齢層が異なる中でチームをまとめるのは大変だと思うが、多職種で協力して、誰からも『この医心館に来たい』と思われるような施設にしていきたい。

参加者３（10月昇格）
管理業務は初めてで、これから覚えていく段階。来月からの管理者業務に向けて、自分なりにビジョンを考えている。それは『問題を成長の機会にしたい』ということで、問題が起きても、自分自身や拠点の課題、成長するための過程と捉えて取り組んでいきたい。その文化を浸透させていきたい。また、心理的安寧を提供できるように相談しやすい態度でなんでも話せる関係性を築き、活気のある拠点にしていきたい。『ひとりにはしない』という医心館のコンセプトを達成できるよう頑張りたい。

参加者４（9月入職）
管理は信頼関係が土台にないと成功しないと感じている。大柴部長の話にあったように『キャプテン』として現場にしっかり入り込んで、誰よりも楽しんでいきたい。アンビスの信念と共に、『安心して安全に幸せに入居者さんとご家族が過ごせる』ことを軸として、ぶれずにやっていきたい。実現可能な計画性のある目標をもち、取り組んでいきたい。ピンチのときこそ、不安を募らせずにスタッフに安心感を持たせるように関わっていき、利用者様・ご家族様たちのために暖かい医心館にしていきたい。