先輩インタビュー

ご入居者様から
勇気をもらっています

鈴木さん 介護士 / 2023年入職
鈴木
INTERVIEW 01

プロフィール

亡くなった方のお世話をしたいという思いから、一時期介護業界を離れ葬祭業に転身し、納棺士として従事。
医心館に勤務する義理の弟の勧めで、ホスピスという新しい環境で経験を活かしたいと2023年8月に入職。

INTERVIEW 02

医心館で働いてみて感じたことを教えてください

有料老人ホームの経験はありましたが、医療依存度の高い方が入居されていても、介護士にできることは限られるだろうと思っていました。
しかし実際には、看護師と連携しながらケアに当たることができ、とても充実した毎日を送れています。

INTERVIEW 03

医療依存度の高い方へのケアに不安や戸惑いはありませんでしたか?

元々医療的ケアに興味があり、ぜひ携わってみたいと思って入職したので、それほど抵抗はありませんでした。
看護師さんがたくさんいてすぐ相談できるので、緩和ケアの方(医療用麻薬を使用されている方)に対しても安心してケアができています。
最初は、緩和ケアの方が痛みを訴えられると、怖くて何もできず、ただ手を握ったり身体をさすったりすることしかできませんでした。
そんな私にも「ありがとう」と言ってくださるご入居者様がいて、自分のケアも役に立っているのだと思えるようになりました。
ご入居者様から勇気をもらっています。

INTERVIEW 04

入職前のイメージと実際に働いてみて感じたことはありますか?

経管栄養の方へのケアです。
約10年の介護経験の中でたくさんの経管栄養の方に関わってきましたが、「経管栄養時はベッドをギャッチアップする」と理解していても、なぜ上げるのか、なぜ右側臥位が最適なのかといった根拠のないまま業務を行っていました。
医心館では、すべての業務の根拠を看護師さんから教えてもらえるので、昔の自分が恥ずかしく、もっと勉強しておけばよかったと思いました。

INTERVIEW 05

看取りの場面での気持ちはいかがですか?

入職前から「ご逝去が多い職場だ」と覚悟していたので、心が折れることはありませんでした。
むしろ、それによってご入居者様との関わり方が変わったと感じています。
以前の職場では、多くのご入居者様の介護に体力的にも精神的にも消耗することがありました。
医心館では「この方が最期をどのように過ごしたいか」を考え、残された時間にできる限りのことをしようという気持ちで関われるようになりました。
自然と、優しい気持ちで接することができています。

INTERVIEW 06

これまでの経験で活かせていると感じることを教えてください

ご入居者様やご家族様との関わり方ですね。
これまでさまざまな疾患の方のケアに携わらせていただいた中で、ご本人やご家族様の希望を尊重しながら心に寄り添う関わりを意識してきました。
それが今も活かせているかなと思います。
まだまだと感じることも多いですが(笑)

INTERVIEW 07

心に残ったエピソードを教えてください

入職したばかりのころに関わった、がん末期の方とのエピソードです。
その方は痛みが強く、ナースコールが頻回でした。
コールを受けるたびに「なぜこんなに多いのだろう」「どう対応すればいいのだろう」と戸惑いながら、不安な気持ちで向き合っていました。
そんなある日、ケアの最中に「あんちゃんは(あなたは)ほんとによくしてくれて、ここまで自分のことを考えてくれているんだな、ほんとにありがとう」と手を握ってくださって、それまで辛そうだった表情が笑顔に変わったんです。
「自信もなく迷いながらも、一生懸命やっていた」ということをわかってくれていたのだな、と思えた瞬間でした。その時の手のぬくもりを、今でも覚えています。
その方はまもなくご逝去されましたが、最期のエンゼルケアまで担当させていただき、最期の最期まで寄り添うことができました。

INTERVIEW 08

これから挑戦してみたいことを教えてください

今は現場がとても楽しく学びが多いので、しばらくは現場でのケアに集中したいです。
将来的にはサービス提供責任者や教育といった分野にも興味があります。
そのためにも、もっと勉強したいと思っています。
例えば厨房業務中に、刻み食対応の方が居室でおせんべいを食べているのを知り、「食形態を見直せるのでは?」と気づいたとき、看護師やサービス提供責任者に相談して変更を試みられる環境がここにはあります。
日々の業務の中でアンテナを磨きながら、知識とケアを高めていきたいと思います。

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