医心館Media
看護管理者のご紹介(医心館 大森)
2024.02.29
今回は、医心館 大森の看護管理者、佐々口博子さんのご紹介です!
医心館、看護管理者を選んだ理由
以前はがん専門の急性期病院に長く師長として勤めていまして、最後の2年ほどは、外来部門で地域医療連携室に在籍して、治療が終わられた患者様の退院調整を行う部署で、サポート業務を担当していました。
具体的には、これ以上入院を継続できないものの、まだまだ医療処置が必要で、ご自宅での療養が厳しいといった患者様を訪問診療の先生へお繋ぎしたり、病院・施設などの転院先を探す仕事をしておりました。
そこでの業務では、患者様がどのように最期を迎えてらっしゃるのかを、自分の目では見られなかったので、急性期病院で治療を終えた終末期の方への看護師の関わりにすごく興味があり、医心館に応募をしたという経緯です。
医心館の魅力
病院とは違って、すごくご入居者様に寄り添えるというところが魅力だと思います。
ご入居者様との距離が近いので、提供するケアの反応、手ごたえを直に感じられます。
ご入居者様だけでなく、ご家族様からの反応もすごく近くで感じられて、やりがいがあります。
例えば、病院ではなかなかお風呂に入れて差し上げることができなくて、清拭で済ませてしまいますが、医心館では、週に2回もお風呂に入れて差し上げられます。
私も入浴介助に入ることがあるのですが、実際にご入居者様が、「あー気持ちよかった、すごく温まってよかった。」と目の前で喜んでくださいます。また、そのご様子を見たご家族様もすごく喜ばれていらっしゃいます。
医心館のご入居者様は、皆様ケアをしっかり受けていらっしゃるので、いつもお肌がピカピカでツヤツヤだなと、ラウンドしていて感じます。
病院ですと、最期を迎えられる頃は皮膚もカサカサで、こちらもつらくなりますが、
医心館では、本当に最期の最期までお風呂に入って、きれいな皮膚の状況で最期を迎えることができるというところが、魅力をダイレクトに感じられる一つの事例です。
医心館 大森の現場について
今、「医心館大森」に配属になっているメンバーは、それぞれ、いろいろな経験を持った人が集まっています。
いろいろな経験を持つ方がいるからこそ、様々な場面で、力を発揮できます。
がん看護や終末期に携わったことがない方でも、医心館での業務の中で、十分に学んでいくことができると思います。看護・介護の隔てがなく、いろんな経験を共有し合うということができるのが、医心館のいいところじゃないかなと、私は思います。
病院との違いは
急性期の病院・病棟で、日々治療(処置)や検査といった業務に追われてきたという方も、ご入居者様お1人お1人に向き合え、じっくり看護ができるという点が違います。
病院の経験のみの看護師さんも、入社直後の緊張感が取れると徐々に入居者様やご家族に寄り添った言葉掛けができるようになり、病院で勤務していた時よりも、柔らかく、優しく接することができるように変わったなという印象があります。
心に残るエピソード
ご自宅で頑張っていたけれども、限界を感じて医心館に入居することができたご入居者様が「すごく安心しています。」とおっしゃってくださり、最期まで「ここに来てよかった。」という風に思っていただけるように、看護も介護も頑張っています。
そんな中で、ご家族様からお話を伺うと「本当に医心館に来てよかった。」と言ってくださるのが嬉しいです。
何か特別な事例があったということではないのですが、ご家族様は皆さん「ありがとう。」とおっしゃってくださるので、頑張っていてよかったと思います。
応募を考えてらっしゃる方へのメッセージ
職員としてお迎えする方は、明るく、元気に挨拶ができる方がいいと思います。
あとは、医心館 大森が開設して間もないので、一緒に作り上げていく中でお力を貸してくださる方をお待ちしております。
OFFの過ごし方
管理者として、まだまだ学んでいる状況ですので、なかなかオフを楽しむというところまでは至っていない状態です(笑)
休みの日には家事を済ませて、好きな「韓流ドラマ」を鑑賞するのが最近のオフの過ごし方です。