以前はがん専門の急性期病院で長く師長として勤め、最後の2年ほどは外来部門の地域医療連携室で退院調整を担当していました。
具体的には、入院継続が難しいものの医療処置が必要で自宅療養が厳しい患者様を、訪問診療の先生や転院先の病院・施設へおつなぎする仕事です。
その業務では、患者様がその後どのように最期を迎えられるのかを自分の目で見ることができませんでした。
急性期病院で治療を終えた終末期の方への看護師の関わりにとても興味を持ち、医心館に応募したという経緯です。
病院とは違い、ご入居者様に深く寄り添えるところが最大の魅力だと感じています。
距離が近いので提供するケアへの反応や手ごたえを直に感じることができます。
ご入居者様だけでなく、ご家族様の反応も間近で感じられ、大きなやりがいがあります。
例えば病院では入浴が難しく清拭で済ませることが多いですが、医心館では週2回の入浴を提供できます。
私も入浴介助に入ることがありますが、「あー、気持ちよかった。すごく温まってよかった」と目の前でおっしゃってくださる入居者様のお顔を見ると、本当に嬉しくなります。
また、その様子を見たご家族様も一緒に喜んでくださいます。
ご入居者様は皆様しっかりとケアを受けていらっしゃるので、ラウンドしていても肌のつやがとてもよく感じます。
病院では最期が近づくにつれ皮膚が乾燥しがちで、見ていてこちらも辛くなることがありますが、医心館では本当に最期の最期までお風呂に入っていただき、きれいな状態でお見送りできます。
これは医心館の魅力をダイレクトに感じられる一つの場面です。
「医心館大森」には、それぞれ異なる経験を持つスタッフが集まっています。
バックグラウンドが多様だからこそ、さまざまな場面で力を発揮できます。
がん看護や終末期ケアに携わったことがない方でも、医心館での業務を通じて十分に学んでいくことができると思っています。
看護・介護の垣根なく経験を共有し合えるところが、医心館の良さではないかと感じています。
急性期病棟で治療・処置・検査に追われてきた方も、ここではご入居者様お一人おひとりとじっくり向き合い、丁寧に看護できる点が大きな違いです。
病院経験のみの看護師さんも、入職直後の緊張が和らいでくると、ご入居者様やご家族様に寄り添った言葉かけが自然にできるようになり、以前より柔らかく優しく接することができるようになったという印象があります。
明るく元気に挨拶ができる方と一緒に働きたいと思っています。
一緒に拠点を盛り上げていく仲間をお待ちしております。