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【入居体験談】医心館で父と母がお世話になり、私も介護の道を選びました

2026.09.30

医心館入居体験談
お話を伺ったご入居者様・ご家族

〇ご入居時期 2025年1月(お母様)、2025年11月(お父様)
〇ご入居者様 80代女性O様(お母様)、90代男性O様(お父様)
〇ご入居者様の疾患
【80代女性O様現病歴】神経膠芽腫
【90代男性O様現病歴】誤嚥性肺炎
〇お話を伺った方 O様ご夫婦ご子息
〇施設 医心館 金沢文庫

ご両親のうち、お母様が先に医心館にご入居されたと聞きました

O様(お母様)の米寿のお祝い

はい。もともと母は長く「膝が痛い」と訴えていたので、2024年10月、右変形性膝関節症の手術を受けるために入院したのが始まりです。手術は成功したものの、体力が低下し認知症が進行して、リハビリが思うように進まなかったため、次の病院に転院しました。
その病院で2か月ほど入院してそろそろ退院と思っていたら、「脳に腫瘍が見つかった」と医師から電話がありました。後頭部に3~4センチ大の腫瘍がありました。母は「膝が痛い」とは言っていましたが、「頭が痛い」とは言っていなかったので大変驚きました。

それで脳外科がある病院に転院して詳しく検査してもらったのですが、87歳という年齢です。手術をしても腫瘍を取り切れないと言われました。そのころ母は意識障害があり、ほとんど寝たきりでした。手術をしても意識障害の状態はあまり変わらない、余命も数か月で変わらないと言われ、手術をしないことに決めました。

そこで病院から紹介してもらった2施設を見学して、決めたのが医心館です。医心館は玄関を入ると明るくて広く、部屋も廊下も色合いが落ち着いていて良かったです。何より地域連携看護師のSさんが的確に相談に乗ってくれて安心感がありました。

入居してからはいかがでしたでしょうか

母は最初から意識障害で寝たきり、話すこともできず、目もほとんどつぶったままでした。本人はわからなかっただろうと思いますが、スタッフの方々はみな優しく、よくケアをしてくれました。

私は、ほぼ毎日面会に来て、11回ほど宿泊もしました。スタッフの皆さんはこまめに様子を見に来てくれましたし、私が宿泊している時も薄暗いなかケアをしてくれました。
丁寧なケアのおかげで、重病でも母の肌つやはよく、綺麗な顔をしていました。
エレベーターを降りたらスタッフステーションがあって、オープンな作りになっているので、申し送りの様子や、何をしているのかが見えるのも良いですね。

居室をにぎやかに飾っていらっしゃったそうですね

とにかく母が寂しくないようにと考えました。
壁に思い出の写真をたくさん貼り、花も飾りました。香りを置きラジオを流し、自由に居室を使わせてもらいました。

88歳の米寿の誕生日も居室で迎え、ぬいぐるみを母にプレゼントしました。
ケアの間にスタッフの方と写真について話したり、数回車椅子に乗せてもらって散歩をしたり、よい思い出になっています。

医心館は面会が自由なのでいつでも気軽に来ていました。スタッフの皆さんはいつも優しいので安心感があり、我が家に戻るような感覚でした。

そうこうしているうち、2025年7月に母は眠るように逝去しました。
頻繁に面会していたのですが、早朝の最期のタイミングには少しの差で間に合いませんでした。母は、一人で旅立ちたかったのだろうと考えています。

お父様も悲しまれたと思います

画像素材:PIXTA


そのころ、父は認知症が進行しており、デイサービスとショートステイを利用しながら私が自宅で介護をしていました。母が亡くなったと伝えた時は涙を流していたので、父も母の逝去はわかっていたと思います。母の葬儀には車椅子で参加しました。
それから父はがっくりきてしまったのかもしれません。認知症がより進み排便が厳しくなり、2025年10月に特別養護老人ホームへ入所しました。
ただ、1週間ほどで、誤嚥性肺炎を起こして緊急入院。食事が困難になり、もとの特別養護老人ホームでは対応が難しいと言われてしまいました。

そこで医心館に問い合わせたところ、父も11月に入居させてもらうことになりました。
父は当時、医心館に来たこともわからず、話すことも筆談もできない、意思疎通ができない状態でした。その後、10日ほどで父は逝去しました。落ち着いて一緒に居られると思った矢先のことでした。

ご両親の入居を振り返って、いかがですか

父も母も話せない状態でしたが、尊厳をもってケアをしてもらいました。振り返ると、両親だけでなく、家族も支えてくれていたと思います。

私は一人っ子で同時に両親の介護を担いました。変わっていく父を目の当たりにし、「在宅介護の限界」という言葉が身に沁みました。「医心館がなかったらどうなっていただろうか」と考えます。本当に感謝しかありません。
医心館のおかげで、安心感をもって、父と母のそばにずっと居ることができました。
両親も、自分の言葉でお礼を言いたかっただろうと思います。

今も医心館を訪れてくださっていると聞きました

母は、親戚の家を訪れる時にいつも鳩サブレ―を感謝の気持ちを込めて配っていました。
私も感謝の気持ちを表したくて、毎月、鳩サブレ―を差し入れさせてもらっています。1年間続けたいと思っています。

実は、医心館に影響を受けて、私も介護の初任者研修の資格を取り、もう3か月ほど介護士として働いています。もともと営業職で、介護について考えたこともなかったのですが、今回の経験を通して、私も微力ながら役に立ちたいと思ったのです。

医療的なケアが必要な方の多い医心館は、初心者の私には難しいと思い、デイサービスで働いています。
この年で新しいことを始めるものじゃありませんね。介護の仕事は甘いものではありません。とても大変です。
ただ、私が介護の仕事をしている間、ご家族の負担を軽減できているのかなと思います。
ご利用者様をケアしながら、ご家族が楽になるようにと思って仕事をしています。

※この記事は個々のお客様による体験談です。症状の経過には個人差があります。またご提供できるケアやサービスの内容は、ご入居者様のご事情等によって異なります。
ご不明な点はお問い合わせフォームからご相談ください。

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