先輩インタビュー
医心館での毎日は、とてもやりがいのある日々です
看護師
上野優希
上野さんのプロフィール
静岡県立がんセンター4年、トヨタ記念病院に1年半勤務し、夫の海外赴任のために離職。
帰国後、静岡県立がんセンターの時の同僚が医心館で勤めており、勧められて2024年3月に入職。
入職してやっと落ち着いたところだと思いますが、医心館での業務はいかがですか?
ベテランの方が多く、なんでも相談できる環境なのでとても働きやすいです。
今日も新規入居の受け入れを担当しましたが、先輩看護師がついてくれました。準備に始まり、受け入れ・入居書類の確認・ご家族への説明など一連の流れを傍についてみてくださるので、とても安心して業務ができます。
「新規入居の受け入れ」は今日初めて担当したわけですが、病院の入院担当との違う点はありますか?
病院できちんとICをしてから医心館に入居されてくるので、治療・内服も病院からの継続が多く、病院の入院受け入れと比べるとプレッシャーは少ないです。
違うところは、病院の主治医からの診療情報提供書を共有するためにコピーを取る点と介護保険等の保険証の受領を忘れないようにする点です。
私自身まだ慣れないのですが、先輩が書類の取り扱いまで細かくサポートしてくれるので、初めてでも対応できています(笑)
上野さんは、病院の経験がメインですが、介護施設への転職に不安はなかったですか?
最初は医師がいないところに不安がありました。
でも、医心館浜松に勤務するがんセンターの時の元同僚が「慣れたら大丈夫」と言ってくれたことと、病院でも主治医は外来や手術の対応でほとんど病棟にいなかったことを思ったら不安は消えました。
入居者様とほんとうに楽しそうにお話されていますが、入居者様との関りにも病院との違いはありますか?
学生実習で担当した終末期患者様の看護を通してがん看護に関心を持ち、静岡県立がんセンター、トヨタ記念病院でたくさんのがん末期の方に接してきました。
病院という限られた中で最期を迎える方に対し「なにができるだろう」と悩むことが多かったです。
その反面、医心館ではその方にあった生活スタイルを私達が支えケアを実践していますので、挨拶やちょっとした会話だけでもとても楽しいです。
ご逝去される方も多い終末期に関わるということは、自分の看護が試される時でもあるので、これからも学ぶことを続けていきたいです。
インタビューアーの感想
業務中、先輩に積極的に質問している上野さんの姿をよく見かけました。
なんでも相談できる環境を活かし、医心館の業務の中でより多くを学び取ろうという意欲的な姿勢と、入居者様と窓の外を見ながら笑顔で話す等、今の環境での看護を楽しんでいる姿が印象的な「とても素敵な看護師さん」でした。