先輩インタビュー
看護師さんが一緒なので安心できます
介護職
大星 愛
大星さんのプロフィール
介護老人保健施設で10年勤務。
何か違うことにチャレンジしたいと介護付き有料老人ホームの夜勤専従に転職。
郷里の神奈川県に仕事を探す中で、看取りを行う医心館を知った。
これまで培ったスキルにさらに磨きたいと、2021年8月に医心館に入職。
医心館のどんなところに惹かれて選んだのですか?
介護老人保健施設での経験が長く、看取りの経験も少しあったので、長いスパンで入居者様を関わることが出来る施設がいいなと思っていました。
医心館の求人を見た時に「あ、ここいいな!」って思いました。
実際に入社した後、現場はいかがでしたか?
「看護師さんがいつもいるって、こんなに安心して働けるのだ」って、感動しました。本当に心強いです。
「看護師さんがいて心強い」って思ったエピソードありますか?
エピソードではないのですが、看護師さんがいて心強いと思うのは、入居者様の状態が日々変化する中で、その都度「何が起こっているのか」を看護師さんに聞いて、理解することができることです。
入居者様の今の状態をしっかりと理解することで、もやもやしたりドキドキしたりしながら入居者様のケアに入ることがないので、本当に安心できます。
あとは、日常の業務で気になったことや疑問に思ったことを、すぐに聞けて教えてもらえるので、入居者様のことをもっと知りたいと思うようになりました。
病気のことも、「今こういう状態で、最後はこうなっていく」と教えてくれるので、看取りの際にも、「そろそろご逝去が近いのかな」という感じで、その方がたどる転帰がなんとなくですがわかるようになりました。
何人ぐらいの入居者様を見送られたのですか?
具体的な人数は数えていませんが、かなりの数のご逝去を経験しました。一日に重なる日もありました・・・
そんな時も、看護師さんにご逝去までの経過を教えてもらっているので、怖いという感覚はありませんでした。どの方に対してもどこか準備ができていて、その時を迎えて、見送れるという感じでした。
たくさんの方を見送られて、心が折れたりしませんでしたか?
最初から「ご逝去が多い」と覚悟していたので大丈夫でした。
逆に、ご逝去が多い事で、ご入居者様との関り方が変わってきました。
以前の職場では、いろいろなご入居者様の介護に肉体的にも精神的にも少し疲れることもありました。医心館では、その方が最期どのように過ごされたいかを考え、それまでにできる限りのことをしようと考えながら、優しい気持ちで接することができるようになったと思います。
医心館で働く楽しさって何だと思いますか?
私自身は、過去に介護を辞めようと思ったこともありました。
でも、医心館に入社して、まだまだ知らないことがたくさんあるってわかりました。それらを一つ一つ覚えて、身に付けていくのがとても楽しいです。
それに、様々な経験をしているスタッフがいて、ケアの方法もいろいろな視点から一番いい方法を考えて提供できます。それも面白いです。
入居者様や家族様との関わりで、心に残っているエピソードはありますか?
入居者様は具合の悪い方も多いのですが、「おはようございます」って訪室するだけで「なんかあなたの顔見ると元気になるわ」って言って下さるのが、とても嬉しいし励みになります。
ただ、「おはようございます」しか言ってなくて、別に何をしているわけでもなくても、ありがとう」って言って頂けるのが、なんか嬉しいなと感じます。
医心館に転職を考えている方へのメッセージをお願いいたします。
医心館は今までの自分の経験も活かせるし、働きながら学べる環境です。
特に、ここ(新横浜)は何か提案した時に否定する人がいません。経験や社歴に関わらず、オープンな雰囲気の中で意見を出し合って働ける職場です。
インタビューアーの感想
身体介護の中で一番好きという「入浴介助」のお話をする際のキラキラした表情がとても印象でした。
インタビューや撮影の最中もスタッフから激励の言葉かけが多く、入居者様だけでなくスタッフからも愛されるお人柄を持った素敵な介護士さんという事がうかがえました。