先輩インタビュー
病院勤務では経験できないやりがいがあります!
コンプライアンス部
畠山さん・齋藤さん
病院に勤務していて「企業で働く看護師」に憧れたことがありませんか?
夜勤がなく、日勤でPCを軽やかに操作し、仕事をさばいていく姿はカッコいいですよね!
オフィス勤務したい看護師の憧れの職種「コンプライアンス部」に在籍の看護師2名にインタビューしました。
企業で働く楽しさ・大変さ、急成長している医心館の運営を支える責任の重さ・やりがいなど、とても素敵なインタビューとなりました。
プロフィール
● 畠山さん
看護師・感染管理認定看護師
2004年に資格取得後、神奈川県内の民間病院に勤務。
その間、感染管理認定看護師を取得。アンビスには2023年3月入社し、現在コンプライアンス部の主要メンバーとして活躍中。
● 齋藤さん
看護師・保健師
2014年資格取得後、仙台病院、太田総合病院、地域包括支援センターで看護師として経験を積む。アンビスには、2023年6月に入職。
東北から中京圏、九州まで全国各地にある医心館を積極的にサポート、拠点の管理者、サービス提供責任者からの信頼も厚い。
お二人がアンビスを選んだポイントを教えて下さい
畠山さん:
私の場合、特に転職活動はしていなかったのですが、今後どういう仕事をしていこうかなと情報収集をしていた時期に、アンビス(医心館)の採用ページを目にし「こんな風にいろいろな事業をしている会社があるんだ」と初めて知りました。
医心館の名前は聞いたことがあったのですが、よくある介護付きの有料老人ホームだと思っていました。でも、HPを見ていく中で訪問看護や、訪問介護といった、いろいろな事業を展開している会社という事を知り、全く経験のない分野でしたが、今までの経験をいかして挑戦してみたいと思い、応募しました。
齋藤さん:動機が不純かもしれないのですが「企業で働く」という事に憧れがありました(笑)
それだけでなく、自分の資格を活かせる仕事を探して、見つけたのがここ(アンビス)でした。
お二人それぞれ、アンビスの可能性を感じて選んで頂いたと思うのですが、入社してよかったと思えるところはどんなところですか?
畠山さん:
良かった事は、今まで病院しか知らなかったので、未知の分野の知識を増やすことができたところです。あとは本社だけでなく、医心館の拠点に訪問して現場のスタッフとコミュニケーション取りながら仕事をしていくため「拠点のスタッフもこんなに頑張っているから、私たちも頑張らなければ!」という前向きな思いになれるところが良い点です。本社も拠点も、みんなで頑張っているっていう感じがします。
齋藤さん:
畠山さんと同じ内容になりますが、介護保険や施設の運営について全く知らなかったので、新しい知識をつけられたのは良かったなと思います。あとは、メールの書き方・送り方などの一般的なビジネススキルが身に付いた事も良かったです。
勤務形態も日勤のみで夜勤がなく、フレックスを活用できるので、身体的にはすごく自分に合っています。
チームの先輩たちがとてもやさしく相談に乗ってくれるので、コンプライアンス部に入って良かったと思います。
チーム全体が働きやすいように、助け合っているのですね!
畠山さん:
確かに、お休みを取りたいときや、早退したい時にはチームのメンバーがその希望をちゃんと受け入れてくれるので、働き方も相談しやすいです。
皆がそれぞれ遠慮せずに、お休みを取りやすい環境です。
未経験の方でも安心して業務に入っていただける工夫があるのですね
齋藤さん:
指導者が一人に決まっているわけではなく、一緒に動くチームの先輩たちが付き添ってくれるので、業務をしながらコンプライアンス部の業務内容や、必要な法令関係を覚えていけます。
とても働きやすい環境のようですが、実際に働いてみて、入社する前とのギャップを感じたことはありますか?
畠山さん:
私は病院の業務しか知らなかったので、こういう事業をしている会社のことを入社前にイメージできませんでした。コンプライアンス部の業務も曖昧なまま入社したので、ギャップというよりも入社してから「こんなこともあるんだ」や「こういう仕事もあるんだ」という毎日でした。常に同じ業務をしているよりもいろいろなことが起きて、それを日々解決していくことは刺激があり、私にとってはやりがいになっています。
ギャップではありませんが、一年間でどんどん医心館がオープンしていくので、こんなに早く立ち上げられるんだと事業スピードの速さに驚きました。
齋藤さん:
一番びっくりしたのは、出張の多さです。
出張先の“ご当地もの”を食べる楽しみはできましたが、応募時には本社の立地(京橋)が魅力的だったので、ずっと本社にいるわけではないのがちょっと残念でした。
私もコンプライアンスという言葉は初めてで、どういうことをするのか、イメージがつかず、本社でひたすらデスクに向かって、記録類をチェックする仕事かな、と漠然と思っていたので、拠点に訪問して業務することがあるのはギャップでした。良い意味のギャップは、入社前は1人で黙々とやる仕事だと思っていたのですが、チームのメンバーと助け合って業務ができるという点です。それぞれが完璧ではなく、みんなで解決しようという風潮がすごくあって、わからないことを聞くと一緒に考えてくれます。
畠山さん:
ギャップについて追加ですが、コンプライアンス部は看護師だけでなく、事務の方も多く、年齢も経験もバラバラですがフラットな感じで、コミュニケーションも取りやすいです。
病棟にありがちな“ギスギス”した空気がないところは驚きました。病棟から一歩離れるだけで、看護師が多くてもこんなに空気が違うんだなと不思議に思います。
病院から企業へと働き方を変えたわけですが、一番変わったと感じる点はどんなところですか?
畠山さん:
自分で働き方を管理できるという点です。
病院だとシフト制なので1ヶ月の勤務や勤務内容は決められていますが、コンプライアンス部では自分の働き方の要望も通るので、ライフスタイルに合わせてそれぞれがスケジュール組めます。そこが一番変わった点です。
基本、チームで行動しますが、チームのメンバーは固定ではなく、拠点の状況に応じて動きながら調整する感じです。
齋藤さん:
私は、病棟勤務で夜勤がきつかったので、ちゃんとしたリズムで生活できる今の働き方が病院と大きく変わった点です。あとは、病棟では1日単位でスケジュールを立てていくのですが、コンプライアンス部の業務は行政調査のスケジュールを踏まえ、長期的な視点でタスク管理していくので、先を考えて行動するというころが大切になってきます。先を考えて動く事は、私は少し苦手でしたが、コンプライアンス部の業務をしながら身についたようで、今では苦手意識がなくなりました。
コンプライアンス部の業務で、入社後身に付いたスキルについて、詳しくお聞かせ頂けますか?
畠山さん:
訪問看護や事業を運営する上での基本的な法令はもちろんですが、 新しい拠点が開設する際には、コンプライアンス部に、行政対応業務の依頼があるので、 何が起きて、自分たちで何ができるかなという、“先読み”の力が身に付きました。
研修に関するスキルも身に付きました。新しい加算の追加や制度改定があった時には現場での対応が変わります。変更点を現場に伝えるための研修を開催しています。
研修時は、ただ教科書的にではなくて医心館として活用しやすいように、現場に落とし込まなくてはいけません。資料をまとめる力と、わかりやすくアウトプットするスキルが身に付いたと思います。
齋藤さん:
一番身に付いたスキルは、パソコンの操作スキルと、電話対応です(笑)
畠山さん:
そうですね。
拠点だけではなく、外部の行政の方ともお話しますので、メールや電話対応などが多く、社会人としての基本的な対応から学んだこともありました。業務や連絡ツールとしてメールやTeamsを活用することが多いので、使い方などもわからない事ばかりでした。
臨床の場だと経験しなかった事も多かったので、日々学ぶことが多いです。
齋藤さん:
本社で決まったことをわかりやすく現場に伝える事が必要なので、説明力が前よりは身に付いたと思います
コンプライアンス部のお仕事をする中でお二人が大切にしていることを教えていただけますか?
畠山さん:
コンプライアンス部の仕事は、 感覚ではなく、法令に基づいて実施するという原則があります。法令の細かいところに立ち返り、その原則が間違ってないのかを見落とさないようにします。間違いを見落としてしまうと、全く意味がないことになってしまうので、徹底的に確認しないといけません。
原則に基づいて、現場がやりやすく分かりやすいように、続けていけるように工夫しながら進めていくということを大切にしています。
齋藤さん:
畠山さんと近い内容になるのですが、法令に基づいた運営が必要なので、現場の方に説明する際は、法令を確認し、根拠を持った説明を行うよう心がけています。
現場に対しても、決められていることから外れている場合はうやむやにせず、ちゃんと根拠に基づいて説明して、理解して頂くことを心掛けています。
その中で、やりがいを感じるのは、どんな事(時)ですか?
畠山さん:
行政調査の際、担当の方に“医心館さんはよくできていますね”や“しっかりとしていますね”と言って頂いた時は、日頃の成果が出てよかったなと思います。
あとは、拠点の人が わからなかったり、苦手なところをサポートし、ご理解頂き、日々の記録や業務の遂行に結びつくようになると嬉しいです。
齋藤さん:
私も同じで、行政調査が無事に終了したり、職員から説明がわかりやすいとフィードバックをもらった時などには、達成感を得られます。
皆さん(コンプライアンス部)が品質の砦ですからね。お仕事は大変なことが多いと思いますが、モチベーションを保つためにしていることはありますか?
畠山さん:
ワークライフバランスが取れるので、仕事以外の時間が趣味に費やせます。
私はサッカーを見に行くのが好きで、趣味を続ける時間を確保できています。それから、本社から離れた拠点に支援のために出張する時は、メンバーと気分転換を兼ねて食事に行きます。
齋藤さん:
プライベートを楽しめるようにスケジュールを調整できるので、オンとオフの切り替えができています。あとは、ほぼ未経験で入社しても、チームで動くので、業務が大変だと感じますが、相談する先輩がいるので、皆で業務を分担しながら、協力しながら乗り越えていける事が日々の業務のモチベーションになっています。
この仕事に向いている方ってどんな方だと思いますか?
畠山さん:
前向きに仕事ができる人で、わからなくても、調べたり、質問したりして、自分を高めようと頑張れる人でしょうか。いろんな方とお話するので、始めての方とも抵抗なくコミュニケーションが取れる方が向いていると思います。
あとは、チームで動くので、協調性があって、メンバーとコミュニケーションを取りながら、自分の役割を見つけ、相手が大変な時はさりげなくサポートに廻れたりすることができる人が活躍できると思います。
齋藤さん:
デスクワークが苦にならない方です。
拠点への訪問がないと一日中本社でデスクワークの日が続く場合もあります。集中して重要な業務に向き合いますので、身体を動かすことが好きで、デスクワークが向かない方にとっては厳しいと思います。
今後、こんな業務をしていきたいという目標はありますか?
畠山さん:
去年から今年にかけて、研修や行政調査のサポートを行ってきて、知識を中心としたノウハウは蓄積する事が出来たと思います。今後は、そのノウハウを基に、より業務を整理して、チームの皆が仕事をしやすい仕組みを作っていければと考えています。
齋藤さん:
まだまだ覚えることがたくさんあるので、日々の業務を通して訪問介護や訪問看護の知識を身に着けていきたいです。また様々な研修資料の作成にも取り組んでいるので、分かりやすい説明ができるよう資料の作成に力を入れていきたいです。
求人をご覧になった方に向けてのメッセージをお願いいたします。
畠山さん:
コンプライアンス部の業務は、皆さんが経験したことのない分野の仕事だと思いますが、
仲間もたくさんいますし、本当に働きやすい環境だと思います。知識に自信がない方でも、入社後のサポート体制がある部署なので、少しでも興味を持って頂けたらぜひご応募頂きたいです。
齋藤さん:
未経験だと皆さん不安になるのではないかなと思うのですが。 サポート体制がしっかりしていて、基本チームで動き、1人きりで何かするという事はないので、安心して来てください。
土田部長からみたお二人について
上司である土田部長に、お二人のことをお聞きしました。
■ 畠山さん
コンプライアンス部で活躍している畠山さんは病院で長く働いた後、1年半ほど前に入社しました。在宅医療や訪問看護が未経験とは信じられないほど法令基準の知識を急速に身につけ、運営サポート、マニュアル作成、研修講師、お問い合わせ対応など様々な業務を担っています。中でもわかりやすい研修には定評があり、“コンプライアンス部の常連講師”として医心館では知られています。
■齋藤さん
コンプライアンス部で活躍中の齋藤さんは、東北から中京圏、九州まで全国各地にある医心館を積極的にサポートしています。法令基準の知識を率先して身につけ、医心館で働く管理者やサービス提供責任者に的確なアドバイスをしています。マニュアルや研修資料の作成にも力を入れ、幅広い仕事で力を発揮しています。優しく仕事をしっかりこなす齋藤さんは「一緒に仕事をしたい」と皆から慕われる人気者。医心館管理者やサービス提供責任者からの問い合わせもよく受けています。
未経験でコンプライアンス部に入って、こんなに活躍しているお二人ですが、そのお二人を暖かく見守り、きちんと評価して頂ける、土田部長の存在も大きいですね。
上司と部下の関係を超えて、とても素敵な方々です☆彡
土田部長からの応募をお考えの方へのメッセージ
看護師としての病棟管理経験を活かしながら新しい仕事を求めている方にぴったりの職業です。法令基準の正しい知識を身につけてカルテ類をチェックし管理者等に的確にアドバイスし教育していくという、医療・介護業界では不可欠の知識・スキルを身に着けてキャリアアップすることができます。
臨床ではない新しい仕事を求めているけれども楽に働きたいわけではない、これからの長い人生にプラスになるしっかりしたスキルやキャリアを身に着けて働いていきたい方にお勧めです。