先輩インタビュー

介護士ができる緩和ケアを医心館で実践しています

介護職
芹川さん

介護士ができる緩和ケアを医心館で実践しています

ご入居者様の苦痛を軽減する「緩和ケア」に興味を持ったことはありませんか?
今回は 介護付き有料老人ホームでの経験を活かし、医心館で「介護士が実践できる緩和ケア」についてインタビューしました。

芹川さんのプロフィール

学生時代から飲食業界で販売や調理や接客に従事し、究極のおもてなしを求め続けた結果、介護士こそがそれを実現できる職業だと気付き介護業界に転身する。
介護付き有料老人ホームで介護士として7年間勤務し、その後介護リーダーを務める。その後、終末期ケアや緩和ケアを学びたいと、転職活動を開始した。
医心館には2024年4月に入社し、現在は医心館新横浜にて活躍中。

緩和ケアには、どんなイメージを持っていましたか?

芹川さん:
入社前のイメージは“医療機器を使用して寝たきりの方のケア”というイメージでした。どのように対応すればいいのかという不安があり、入社前に本を読み不安をなくすようにしていました。
実際に入社してみると、お話ができる方やご自身で歩いてトイレに行ける方もいらっしゃって、入社前のイメージと違っていました。自分のこれまでの経験が活かせると思い、入社3日目くらいからは不安なく業務に入れました。

前職の介護付き有料老人ホームと医心館の違いはどんなところですか

芹川さん:
24時間看護師さんがいてくれるという点です。
前職は看護が夜間オンコール制だったので、看護師さんに相談したい時などは「こんなことで電話していいのかな・・・」と、ちょっと躊躇してしまうことがありました。
その点、医心館はいつも看護師さんがいるので、ご入居者様のケアに入ってちょっと気になる事があったら、すぐに報告や相談ができます。介護と看護の連携がうまくできているのが、前職と大きく違う点です。

業務面ではどうですか

芹川さん:
入社前にイメージしていた仕事内容とギャップはなく、学べることが多いです。
例えば、今まで気管切開の方のケアは経験したことがなかったので、初めは関わるのが不安でした。看護師さんが一緒にケアに入ってくれたり、先輩介護士がフォローしてくれるので、安心してケアに入ることができております。

介護付き有料老人ホームとは受け入れる方の疾患が違うので、介護士においても勉強になりますよね。
芹川さんが一番勉強になったと思うのは、どんなことですか?

芹川さん:
看取りのケアですね。
前職でも看取りを経験しましたが、医心館では短期間でご逝去される方もいらっしゃるので、より濃厚で密なかかわりが必要になります。毎回ケアのたびに、感謝の気持ちや、最期のケアになっても悔いが残らないようにという気持ちをもって臨めるようになりました。

いろんな方との関わりがあったと思いますが、 心に残っているエピソードをご紹介いただけますか

芹川さん:
気管切開のある方へのケアを継続している中で、お話ができなくても視線をちゃんと合わせてくれたり、私の名前を書いて「ケアに来ましたよ~」と伝えていくうちに、顔を見せるだけで微笑んでくれたり、ジェスチャーでお互いの意思疎通が図れるようになりました。会話が出来なくても、その方に気持ちを向けて接すれば意思疎通できるのだなと感動したエピソードです。

芹川さんが考える「介護ができる緩和ケア」は、どんなことだとおもいますか?

芹川さん:
緩和ケアは、身体的なケアと心理的なケアに大きく分かれると思います。
身体的に痛みがある時に、看護師さんであればお薬を使えますが、私たちにはそれができません。普段から頻回に訪室して、お話を伺ったり手を握ったり身体に触れたりする精神的なケアで、少しでも安心感をもってもらえるが介護にできる緩和ケアかなと思います。
あとは、普段の何気ない会話を交わしたり日々接していく中で、ご本人の心の深い部分の気持ちを知り、ケアにいかすことでご入居者様が気分転換になったり、痛みを忘れる時間を作れるのかなと思います。
ご家族様に関しても、ご入居者様の普段の様子を伝えることで、ご家族様が抱える苦しみとかを、軽くすることができるのかなと思います。

医心館に興味を持ってらっしゃる方へのメッセージをお願いします

芹川さん:
前職では、本当に時間に追われる毎日で一人ひとりと向き合うケアが出来ませんでした。今は、スタッフにも恵まれ働きやすい環境で、思いやりを込めて一人ひとりのご入居者様にケアを提供できています。
また、プライベートの時間も充実できています。ワークライフバランスを大切にしたい方も是非ご応募いただけたらと思います。

インタビューを終えて・・・

主任として現場の介護士に“ご入居者様優先のケア”を浸透させるべく日芹川さんは飲食業から介護士に転身した理由を、究極のおもてなしを求め続けた結果たどりついたとおっしゃられておりました。そんな究極のおもてなしを実現出来る介護業界でさらなる成長を目指していることは素晴らしい事だと感じました。
医心館での業務が楽しくて仕方がないという芹川さんの、これからの活躍が楽しみです。

採用部では、今後も、医心館内で働くスタッフのインタビューを予定しておりますので、お楽しみに!

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